30・2004年は厳しい旅立ちになりましたが



秋を満喫

 便漏れ、尿漏れを除いては、比較的平穏な2003年でした。
 春に続いて、11月も晴天に恵まれ、車椅子に乗せて「秋を満喫」できました。
 2003年11月4日。火曜日は娘の同行で、植物園を散策。コスモス・薔薇・菊の花がとても綺麗でした。11月12日・26日の水曜日はNヘルパーさんの同行で、宝ヶ池公園を散策。素晴しい紅葉に感動してきました。あらためて「妻と共に生きる」悦びを感じています。


9日間の熱発

 2003年12月17日、早朝6時。いつものように妻を「抱えて起こします」が、上手く起きてくれません。すぐに倒れるように、寝てしまいます。
 7時から8時まで、朝食を食べさせようとしますが、口を開けてくれません。寝てしまいます。
いつもの散歩も、中止しました。
 14時には、体温計は38度と熱発でした。
 熱が下がらず、食餌を食べてくれないので、18日から5日間。往診治療を受けています。
 12月26日、寝台車を依頼。病院に連れて行き、腹部エコー・胸部レントゲン・心電図・血液検査を受けました。肺炎を心配していましたが、いずれも異常無しでした。

 12月29日から3日間、妻に代わって、私が熱発。息子が年末年始の休みで、助けてくれましたので、私は介護疲れで寝ています。

厳しい旅立ち

 2004年1月17日、肛門の周囲や、お尻の広範囲に、「失禁か、オムツによる」かぶれが認められるようになります。
 年末の熱発による影響か、体力が弱ってきたのか、「24時間オムツ漬け」による弊害が顕在化してきます。「オムツかぶれ」はつづき、2月には行っても、3月になっても続きます。
 1月25日、早朝7時30分。入浴介助中、浴槽の中で倒れ「ショック状態」で立ち上がれなくなり、驚きました。幸い、僅かの時間で、回復しています。
 散歩も、上手くいかなくなってきました。「抱えて」散歩に、連れ出していましたが、従来のように歩けなくなってきました。疲れが早く、途中で歩こうとせず、座ってしまうようになりました。
 座られると、私一人では、連れて帰るのが、大変です。「車椅子」を購入。ヘルパーさんにも同行してもらって、散歩は、継続しています。

 2004年3月1日更新

トップページへ戻る  次のページへ